麹町なだ万 福岡別邸

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福岡県の耕地面積は8万1,400ha(平成30年)で、県土の16%を占めており、うち水田の割合が80%(全国平均54%)と高いのが特徴です。食材のブランド化にも注力しており、全国からの支持を集める産品も多数あります。

  • 元気つくし
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    元気つくし(げんきつくし)

    古くから米作りが盛んで、西日本有数の生産量を誇る福岡県が2008年に開発した県独自品種「元気つくし」。夏の暑さでも元気に育つ「元気つくし」は粒がしっかりしてツヤがあり、炊きたてはもちろん、冷めても美味しいのが特長です。その名前には「暑さに強く元気に育つように」、「食べる人に元気を与えるように」という意味が込められています。

  • ラー麦
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    ラー麦(らーむぎ)

    福岡県がラーメンのために開発した小麦「ラー麦」。「ラー麦」を使用した麺は、「コシが強い・歯切れがいい・色がいい」といった特長があります。生産者が、麦踏みや追肥といった栽培管理に手間をかけることで、たんぱく質の含有率が高まり、強いコシのある麺を生んでいます。現在、福岡県内を中心に約170店(2022年3月末時点)のラーメン店において「ラー麦」のラーメンが提供されています。

  • 博多蕾菜
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    博多蕾菜(はかたつぼみな)

    「博多蕾菜」は、春を告げる野菜といわれており、中国原産の大型からし菜の一種です。寒さが厳しい時期、肉厚な葉をかき分けて、ぎゅっと小さな蕾菜を生産者が一つ一つ丁寧に収穫します。
    さわやかな甘みの中にピリッとした辛味があり、熱を加えてもコリコリとした食感を楽しむことができます。

  • 博多なす
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    博多なす(はかたなす)

    「博多なす」は福岡県内で半世紀以上前から栽培されている長なすで、全国有数の生産量を誇ります。艶やかな紫紺色で皮までやわらかく、アクが少ないことが特長です。長い歴史で培われた確かな技術で生産されたなすの中でも、サイズや色合いなどの厳しい基準をクリアしたものだけが「博多なす」を名乗ることができます。

  • たけのこ
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    たけのこ

    春の訪れを告げるたけのこ。福岡県は全国有数の生産地です。主産地である八女市には、生育に最適な肥沃な土壌が広がっており、江戸時代から栽培されていたという記録も残っています。平坦地から山あいまで竹林が広がっていることで、10月末から5月末までの長期間にわたる出荷が可能です。
    たけのこが芽を出す前に上質な赤土を敷き詰める「客土」を施す栽培方法で育つ、北九州の合馬地区のブランド「合馬たけのこ」も有名です。

  • あまおう
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    あまおう

    いちごのトップブランド「あまおう」。福岡県が開発した独自品種で「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられました。大ぶりで真っ赤な果肉に、ジューシーさ、濃厚な甘さとほどよい酸味は、まさにいちごの王様です。
    大きさ、形、色合いなど、厳しい基準をクリアした「あまおう」は一粒一粒、生産者の丁寧な作業から生み出されています。厳選されたトップブランド「あまおう」を是非ご賞味下さい。

  • 秋王
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    秋王(あきおう)

    全国有数の柿の生産量を誇る福岡県が10年の歳月をかけて育成した”秋の王様”「秋王」。甘柿の代表格「富有」と、サクッとした食感の「太秋」を交配した品種で、甘柿では世界初となる”種がほとんどない”という特長を持っています。大玉で糖度が高く、サクサクとした食感で、果汁豊かなジューシーさも魅力です。

  • 甘うぃ
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    甘うぃ(あまうぃ)

    全国有数のキウイフルーツの生産量を誇る福岡県が約8年の歳月をかけて育成した独自品種「甘うぃ」。その名の通りさわやかな甘さ、大きな果実と黄色系の果肉が特長のキウイフルーツです。食べ頃まで産地で追熟し、本来の甘さを引き出しています。

  • とよみつひめ
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    とよみつひめ

    全国有数のいちじくの生産量を誇る福岡県が育成した独自品種「とよみつひめ」。平均糖度17度以上という際立つ甘みが特長です。
    皮が薄いため皮ごと食べることもでき、果肉が緻密で厚く滑らかな食感が特長です。初夏から秋口にかけて出荷され、スイーツショップなどで幅広い世代の方から人気です。

  • 酒
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    福岡の酒(ふくおかのさけ)

    九州最大の河川である筑後川に加え、矢部川や遠賀川といった一級河川が流れ、酒づくりに欠かせない良質で豊かな水に恵まれる福岡県は、県内に66の酒蔵を有する全国有数の酒どころです。
    酒造好適米の代表格である「山田錦」の生産量は全国有数、県育成のオリジナル酒米「夢一献」、九州での栽培に適した国育成の「吟のさと」の生産も盛んです。また、焼酎づくりの歴史も古く、各酒蔵の創意工夫や熱い想いが先進的な焼酎づくりをリードしており、日本酒とともに福岡県の多彩な食文化を支えています。

  • 八女茶、八女伝統本玉露
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    八女茶(八女伝統本玉露)(やめちゃ)

    「福岡の八女茶」は、まろやかでうま味の強い高級茶として、その高い品質は国内外を問わず人気となっています。2022年度全国茶品評会「玉露の部」は22年連続、「煎茶4㎏の部」は2年連続で八女市が産地賞を受賞しています。また、稲わらで16日間以上被覆し遮光、あえて茶樹の枝を剪定せず手摘みするなど伝統的な栽培法で生産される「八女伝統本玉露」は、2015年12月にお茶では初めて地理的表示(GI(※))保護制度に登録されました。
    ※伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結び付いている産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度です。

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豊かな大地、温暖な気候に恵まれた福岡県は畜産業も盛ん。福岡の地名を冠にするブランド食材には、生産者のこだわりがつまっています。

  • 博多和牛
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    博多和牛(はかたわぎゅう)

    福岡県内の和牛生産者が一丸となって、「安心・安全で美味しい牛肉を消費者に届けたい」という想いから生まれた博多和牛。認定された生産者が県内で12か月以上大切に育てた黒毛和牛のうち、肉質等級が3以上のものを指し、年間約3,000頭が出荷されています。県産の良質な稲わらを与えて育てており、柔らかくジューシーな美味しさが特長です。生産者の熱意と愛情、そして米どころ福岡の恵みを受けた博多和牛は、和牛のオリンピックともいわれる全国和牛能力共進会で優等賞に入賞しました。

  • はかた地どり
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    はかた地どり(はかたじどり)

    様々な厳しい基準を満たした地鶏は国内の出荷羽数の約1%という特別なもの。他県に先駆け、1987年に福岡県が開発した地鶏「はかた地どり」はサクッとした歯切れの良さと噛むほどにあふれる旨味が特長です。県内10か所の指定農場では共通の専用飼料を使い、80日以上かけて育てています。その出荷羽数は2021年度には5千万羽となり、5年連続で九州1位、全国3位となりました。

  • はかた一番どり
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    はかた一番どり(はかたいちばんどり)

    1999年に福岡県が開発した銘柄鶏「はかた一番どり」は、通常のブロイラーに比べて、旨味成分「イノシン酸」が約15%も多く、深い旨味と歯触りの良い肉質が特長です。県内7か所の指定農場では共通の専用飼料を使い、平均62日をかけて育てています。

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筑前海・有明海・豊前海の特徴の異なる海域と河川・湖沼などの内水面において、多様な漁業や養殖業が行われる福岡県。バラエティ豊かな品目や魚種を楽しめ、福岡県の食卓を盛り上げています。

  • 天然マダイ
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    天然マダイ(てんねんまだい)

    福岡県は全国有数の天然マダイの漁獲を誇り、県北西部に広がる玄界灘で主に漁獲されています。荒波の玄界灘で育った天然マダイは身の締りがよく、肉厚で美しい白身は上品な味わいが特長で、まさしく福岡を代表する魚です。地元漁師は海の環境を大切に守りながら、天然マダイの恵みを継続するため小さな魚は海に帰すといった資源保護に努めています。

  • あなご
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    穴子(あなご)

    玄界灘の荒波にもまれて育ったアナゴは、ほどよく脂がのり、引き締まった身が特長です。県内の主な産地は、ユネスコ世界遺産に『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』が登録されたことで話題となった宗像市などです。海底にエサを入れたかごを設置して漁獲する「かご漁」で獲られるので、傷がつきにくく、活きた状態で水揚げされています。

  • 一本槍
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    一本槍(いっぽんやり)

    玄界灘で一本ずつ丁寧に釣り上げた胴の長さ15cm以上のケンサキイカ。釣り上げられたスタイルと透明感から、黒田家ゆかりの天下銘三槍のひとつ、「日本号」の逸話にちなんで命名されました。その身は、心地よい歯応えがあり、噛めばとろりと広がる旨味と甘味が特長です。釣った後はなるべく触らずに針を外して生簀に入れ、細心の注意を払って港まで運ばれます。

  • ハモ
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    (はも)

    豊前海で夏から秋にかけて漁獲されるハモは、生命力が強く栄養が豊かで、活きのいい魚です。梅雨明けから産卵期を迎え、しっかりと身に脂を蓄えて旬を迎えます。上品な白身は肉厚で、柔らかな食感が特長です。豊前海のハモは底びき網漁で漁獲され、鮮度を保つため、出荷直前に活き〆、血抜きを行います。

  • 特鮮 本鰆
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    特鮮 本鰆(とくせん ほんざわら)

    糸島漁協の漁師が一本釣りした2.5㎏以上のサワラのうち、高鮮度処理したものだけが名乗れる「特鮮 本鰆」。釣ってすぐに活き〆、氷水冷却など手間をかけることで、身が締まり、旨味が増します。地元漁師の匠の技によって生み出される細やかな脂のノリと旨味が特長で、県内外で定評があります。

  • 福岡有明のり
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    福岡有明のり(ふくおかありあけのり)

    日本最大の干満差を活かして有明海の干潟で育てられた全国有数の生産量を誇る「福岡有明のり」。干潮時には、ノリは冬の暖かな日射しを浴び、満潮時には、九州最大の河川である筑後川や矢部川などの一級河川が流れ込む栄養豊かな海水で育つため、やわらかく味の良いノリになります。自然が生み出した有明海特有の環境と、漁師の弛まぬ努力と匠の技により生み出される「福岡有明のり」は、香り豊かで口溶けが良く、舌の上に旨味が広がる最高級品です。

一部写真提供:福岡観光連盟