木綿の糸を麻で括り、藍染め。斑模様の異なる糸を、縦横に織り合わせてさまざまな布面を生み出します。江戸時代、井上伝(いのうえでん)という米屋の娘が考案した久留米絣は、今や日本の絣文化の代表格として多くの人に愛されています。
ご来店いただきましたお客様がお食事やご歓談をお楽しみいただけるよう、各室ともに細部まで工夫をこらしております。
福岡県産材を使用したテーブルとイスを使用し、落ち着いた空間をご準備しました。
隣の6名個室とつなげて12名でのご利用も可能です。
掛川畳を使用しつつもテーブルとイスで利用できる、くつろげる空間です。
最大8名でゆっくりとご利用できます。
レセプションや会議にも利用可能な広々とした空間です。貸切でのご利用も可能です。
男女利用だけでなくバリアフリートイレも完備しております。ゆっくりとご利用いただけます。
福岡県の工芸品の数々を
展示しています。
今回は、今の季節や店内の雰囲気にも合わせ「鶯色」をテーマに工芸品を選定しました。ぜひ、ご覧ください。
福岡を治めた黒田藩の瓦職人たちが焼き始めたと言われる博多人形は、日本の美の象徴として国内外で高い評価を受けています。
細川家、小笠原家にわたる藩主の御用窯として珍重され、「遠州ゆかりの七窯」として茶人に好まれていました。美しい釉薬と「簿づくり」といわれる軽さが独特の深みを生んでいます。
鮮やかな布に綿を入れ、一つ一つ重ねて作る「おきあげ」は、有馬藩の武士の妻たちが作り始め、華やかな雛や歌舞伎役者を描いて明治・大正まで盛んに作られました。
木や石膏の型に和紙を幾重にも貼り重ねて作られる博多張子は、虎やだるまなどをモチーフにした縁起物として親しまれています。