STORE
店内しつらえ
店内図
八女手漉和紙(木枠に栴檀使用)
耐久性に富んでいる八女手漉和紙。400年以上前、越前の僧・日源上人が矢部川の地理や水質が製紙に適しているのを見て、加工術を伝授したことが起源とされています。
城島鬼瓦
久留米藩主の有馬氏により始まった城島の瓦。優美な光沢と格調高い姿形、抜群の耐久性を持ち、九州各地の神社仏閣や家屋で魔除けとして使われています。
久留米絣
木綿の糸を麻で括り、藍染め。斑模様の異なる糸を、縦横に織り合わせてさまざまな布面を生み出します。江戸時代、井上伝（いのうえでん）という米屋の娘が考案した久留米絣は、今や日本の絣文化の代表格として多くの人に愛されています。
大川組子(扉)
約300年の歴史をもつ工芸品。200以上の図柄の組木を組み上げます。見た目は華奢ですが、精巧に噛み合った部材は一枚の板のように頑丈です。
博多織
今から約780年前、中国で習得し持ち帰った技法に改良を重ね、厚地で浮線紋（ふせんもん）のある柳条（りゅうじょう）が特徴の博多織が生まれました。特に「朝締めても夕方まで緩まない」と評された男帯は、丹念かつ頑丈に織り込まれる絹糸の博多織の特性を最大限に活かした逸品です。
八女石灯ろう
地元で多く採れる凝灰岩の、軽く柔らかく風化しやすい性質を活かし作られる石灯ろう。寒さや熱に強く石苔（石の表面に生えたコケ）を早くつけやすいなど庭灯ろうに適した石質です。
小倉織
地厚で丈夫、なめらかな木綿の織物です。先染めした糸を用いて、経糸が緯糸より密になるように織ることで表現される縞模様は、凛として潔く、色の濃淡による立体的な世界を創りだします。
大川組子
約300年の歴史をもつ工芸品。200以上の図柄の組木を組み上げます。見た目は華奢ですが、精巧に噛み合った部材は一枚の板のように頑丈です。
掛川(畳)
い草の産地として知られる筑後一帯で生産されてきた掛川は、い草特有のさわやかな香りと鮮やかな色彩・風格が持ち味で、筑後の夏の風物詩的な存在です。
八女すだれ
竹ヒゴで編み上げる八女すだれ。平安時代の寝殿造には間仕切りとして欠かせないものでした。今も高級調度品として寺社仏閣や一般住宅で使用されています。
八女手漉和紙(木枠に栴檀使用)
耐久性に富んでいる八女手漉和紙。400年以上前、越前の僧・日源上人が矢部川の地理や水質が製紙に適しているのを見て、加工術を伝授したことが起源とされています。
籃胎漆器
竹で編んだ器に漆をかけ、幾重にも研ぎ出して装飾加工を施した漆器。美しさもさることながら、軽くて丈夫。使うほどに味わいを増す逸品です。
麹町なだ万 福岡別邸の
各室の特長について
ご来店いただきましたお客様がお食事やご歓談をお楽しみいただけるよう、各室ともに細部まで工夫をこらしております。
-
6名個室
福岡県産材を使用したテーブルとイスを使用し、落ち着いた空間をご準備しました。
隣の6名個室とつなげて12名でのご利用も可能です。 -
和室
掛川畳を使用しつつもテーブルとイスで利用できる、くつろげる空間です。
最大8名でゆっくりとご利用できます。 -
ホール
レセプションや会議にも利用可能な広々とした空間です。貸切でのご利用も可能です。
-
トイレ
男女利用だけでなくバリアフリートイレも完備しております。ゆっくりとご利用いただけます。
展示棚について
福岡県の工芸品の数々を
展示しています。
今回は、今の季節や店内の雰囲気にも合わせ「朱色」をテーマに工芸品を選定しました。ぜひ、ご覧ください。
-
Pickup 01八女福島仏壇
木地・彫刻・金具・金箔・漆・蒔絵など多くの職人が関わり分業で製造されています。その蒔絵師が、仏壇製造で培った制作技術をつぎ込んだ、蒔絵の作品です。
-
Pickup 02上野(あがの)焼
細川家、小笠原家にわたる藩主の御用釜として珍重され、「遠州ゆかりの七窯」として茶人に好まれていました。美しい釉薬と「薄づくり」といわれる軽さが独特の深みを生んでいます。
-
Pickup 03大川組子
約300年の歴史を誇る工芸品で、三組手と呼ばれる三角形の地組みの中に精巧な図柄を組み上げる技術には、数ミクロン単位を調整できる職人の技術が必要です。
-
Pickup 04木うそ
かつて太宰府天満宮の造営を邪魔した蜂の大群を退治したと言われる鳥、「うそ」が木にとまっている姿を表現したのが木うそです。